profile
1974年、北海道帯広市生まれ。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。
卒業制作『鬼畜大宴会』が第20回ぴあフィルムフェスティバルにて準グランプリを受賞し、大ヒットを記録。第48回ベルリン国際映画祭パノラマ部門他、10カ国以上の国際映画祭に招待される。さらに第28回イタリア・タオルミナ国際映画祭グランプリに輝き、一躍注目を浴びる。
PFFスカラシップ作品『空の穴』では、第51回ベルリン国際映画祭ヤングフォーラム部門に、第30回ロッテルダム国際映画祭で国際批評家連盟賞・スペシャルメンションを授与。その後も第60回ベネチア国際映画祭コントロコレンテ部門(コンペティション)で話題をまいた『アンテナ』や、『揮発性の女』、『青春☆金属バット』、『フリージア』など次々と話題作を発表。
2008年、『ノン子36歳(家事手伝い)』は、第38回ロッテルダム国際映画祭スペクトラム部門他、数々の国際映画祭に出品、また「映画芸術」誌の2008年度日本映画ベストテンで1位を獲得、国内外で注目を集める。
2010年12月公開の『海炭市叙景』では、プロの俳優陣とオーディションやスカウトによる撮影地・函館市民の共演が話題を呼んだ。
同作は第23回東京国際映画祭コンペティション、第12回シネマニラ国際映画祭グランプリ、また出演者全員に対するアンサンブル・キャストで最優秀俳優賞を受賞、第13回ドーヴィルアジア映画祭審査員賞、2010年松本CINEMAセレクト・アワード最優秀映画賞、第25回高崎映画祭特別賞と、受賞が相次ぐ作品となった。
2012年、ブラジルの映画祭INDIE 2012で『鬼畜大宴会』から『海炭市叙景』までの作品がレトロスペクティブ上映される。
同年9月、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』、オムニバス映画『BUNGO~ささやかな欲望~人妻』、2013年9月『夏の終り』が公開。
2014年6月公開の『私の男』では、第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門最優秀作品賞、最優秀男優賞(浅野忠信)、毎日映画コンクール日本映画大賞を受賞。第62回サン・セバスチャン国際映画祭サバルテギ部門出品、第19回釜山国際映画祭アジア映画の窓部門出品の他、多数の国際映画祭に出品。
2016年9月ドラマ「ディアスポリス 異邦警察」の映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』が公開。2017年6月公開の映画『武曲 MUKOKU』が第5回チェルシー映画祭でグランプリ、監督賞、脚本賞の三冠受賞。ユナイテッド国際映画祭で外国語映画賞を受賞。
[監督作品]
1997 | 映画 | 『鬼畜大宴会』 製作・監督・脚本・編集 |
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2001 | 映画 | 『空の穴』 監督・編集(脚本:熊切和嘉・穐月彦) |
2003 | 映画 | 『アンテナ』 監督(脚本:宇治田隆史・熊切和嘉) |
2004 | 中編映画 | 『夏の花火編 あさがお』 製作・監督・編集(脚本:宇治田隆史・熊切和嘉) |
中編映画 | 『冬の花火編 妹の手料理』 製作・監督・編集(脚本:宇治田隆史・熊切和嘉) | |
中編映画 | 『日野日出志のザ・ホラー怪奇劇場 爛れた家~蔵六の奇病より~』 監督 | |
映画 | 『揮発性の女』 監督・編集(脚本:宇治田隆史・熊切和嘉) | |
PV | 「遡河魚」野狐禅 監督・編集 | |
2006 | 映画 | 『青春☆金属バット』 監督 |
2007 | 映画 | 『フリージア』 監督 |
2008 | ドラマ | 「東京少女 セピア編 疾走少女」(BS-TBS) 監督 |
ドラマ | 「東京少女 瓜生美咲 三角関係の恋」(BS-TBS) 監督 | |
ドラマ | 「トンスラ」第10話 (NTV) 監督 | |
映画 | 『ノン子 36歳(家事手伝い)』 監督 | |
2010 | 映画 | 『BUNGO ~日本文学シネマ~ 魔術』(TBS) 監督 |
短編映画 | 『プラスワンvol.3 鶴園家のめまい』 監督 | |
映画 | 『海炭市叙景』 監督 | |
2012 | 映画 | 『莫逆家族 バクギャクファミーリア』 監督 |
映画 | 『BUNGO ~ささやかな欲望~ 人妻』 監督 | |
2013 | 映画 | 『夏の終り』 監督 |
2014 | 映画 | 『私の男』 監督 | 映画 | 『光の音色 -THE BACK HORN Film-』 監督・脚本・編集 |
2016 | 映画 | 『ディアスポリス-DIRTY YELLOW BOYS- 』 監督(脚本:守屋文雄、熊切和嘉) |
2017 | 映画 | 『武曲 MUKOKU』 監督 |
[編集]
2007 | 映画 | 『おそいひと』 (監督:柴田剛) |
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[メイキング]
2004 | 映画 | 『盲獣VS一寸法師』 撮影(監督:石井輝男) |
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2008 | 映画 | 『TOKYO!<メルド>』 撮影・編集(監督:レオス・カラックス) |
2016 | 映画 | 『ダゲレオタイプの女』 撮影・編集(監督:黒沢清) |
[映画祭参加作品]
1997 | 映画 | 『鬼畜大宴会』 |
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第48回ベルリン国際映画祭パノラマ部門 【ドイツ】 | ||
第28回タオルミナ国際映画祭グランプリ受賞 【イタリア】 | ||
第20回ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード 準グランプリ受賞 | ||
第23回おおさか映画祭 自主製作賞 | ||
第26回香港国際映画祭 | ||
第16回リーズ国際映画祭 【イギリス】 | ||
トロント国際映画祭 【カナダ】 | ||
ストックホルム国際映画祭 【スウェーデン】 | ||
エクスグラウンド映画祭 【ドイツ】 | ||
ヒホン国際映画祭 【スペイン】 | ||
エトランジェ映画祭 【フランス】 | ||
ヘルシンキ国際映画祭 【フィンランド】 | ||
ロサンゼルス映画祭 【アメリカ】 | ||
台北映画祭 【台湾】 | ||
パリ日本文化会館で「現代日本映画番外編-関西からの声-」特集にて上映 【11/フランス】 |
||
INDIE 2012 【12/ブラジル】 | ||
他、国内外多数 |
2001 | 映画 | 『空の穴』 |
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第51回ベルリン国際映画祭インターナショナルヤングフォーラム部門 【ドイツ】 | ||
第30回ロッテルダム国際映画祭 国際批評家連盟賞 スペシャルメンション(特別賞)授与 【オランダ】 |
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ニュー・ディレクターズ / ニュー・フィルムズ 【01/アメリカ】 | ||
第37回ペサロ映画祭 【イタリア】 | ||
ブリスベン国際映画祭 【01/オーストラリア】 | ||
エディンバラ国際映画祭 【01/イギリス】 | ||
香港国際映画祭 【02/香港】 | ||
バンコック国際映画祭 【タイ】 | ||
パシフィック・フィルム・アーカイブ 【アメリカ】 | ||
インド国際映画祭 【07/インド】 | ||
第10回台北映画祭 【台湾】 | ||
パリシネマ国際映画祭 【10/フランス】 | ||
INDIE 2012 【12/ブラジル】 | ||
他、国内外多数 |
2003 | 映画 | 『アンテナ』 |
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第60回ベネチア国際映画祭コントロコレンテ部門(コンペティション) 【イタリア】 | ||
第28回トロント国際映画祭 【カナダ】 | ||
第3回ニューヨーク・アジア映画祭 【04/アメリカ】 | ||
第6回ブラジリア国際映画祭 【04/ブラジル】 | ||
第8回サンフランシスコ・アジア映画祭 【04/アメリカ】 | ||
第12回レインダンス・フィルム・フェスティバル 【04/イギリス】 | ||
第41回台湾金馬奨映画祭 | ||
第5回サンフランシスコインディペンデントフィルムフェスティバル | ||
ドンファン・フィルム・フェスティバル 【07/イタリア】 | ||
第5回カレンディドンナ08 【08/イタリア】 (※イベントの一環としての上映) | ||
シンガポール日本映画祭 【11/シンガポール】 | ||
INDIE 2012 【12/ブラジル】 |
2004 | 中編映画 | 『冬の花火編 妹の手料理』 |
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シネアジアフィルムフェスティバル 【ドイツ】 | ||
中編映画 | 『日野日出志のザ・ホラー怪奇劇場 爛れた家~蔵六の奇病より~』 | |
INDIE 2012 【12/ブラジル】 | ||
映画 | 『揮発性の女』 | |
第23回バンクーバー国際映画祭 【カナダ】 | ||
第33回ロッテルダム国際映画祭 【オランダ】 | ||
第6回ニッポン・コネクション 【06/ドイツ】 | ||
第7回バルセロナ・アジア映画祭 【06/スペイン】 | ||
ニュー・エイジアン・フィルムメーカーズ06 【06/スペイン】 | ||
INDIE 2012 【12/ブラジル】 |
2006 | 映画 | 『青春☆金属バット』 |
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第35回ロッテルダム国際映画祭 【オランダ】 | ||
第8回バルセロナ・アジア映画祭 【スペイン】 | ||
第22回ワルシャワ国際映画祭 【ポーランド】 | ||
第7回アジアティカ・フィルム・メディアーレ映画祭 【06/イタリア】 | ||
第8回サンフランシスコインディペンデントフィルムフェスティバル | ||
第8回ハンブルグ日本映画祭 【07/ドイツ】 | ||
シンガポール日本映画祭 【11/シンガポール】 | ||
INDIE 2012 【12/ブラジル】 |
2007 | 映画 | 『フリージア』 |
---|---|---|
第36回ロッテルダム国際映画祭 【オランダ】 | ||
キノタヨ映画祭 【フランス】 | ||
INDIE 2012 【12/ブラジル】 | ||
他、国内外多数 |
2008 | 映画 | 『ノン子 36歳(家事手伝い)』 |
---|---|---|
第38回ロッテルダム国際映画祭 | ||
第9回ニッポンコネクション ニッポンシネマ部門 【09/ドイツ】 | ||
第44回カルロヴィバリ国際映画祭 【チェコ】 | ||
ジャパンCUTS 【NY】 | ||
第9回TOKYO FILMeX2008 コンペティション部門 | ||
ロンドン映画祭 | ||
第10回ハンブルグ日本映画祭 【ドイツ】 | ||
第11回シネマニラ国際映画祭 【フィリピン】 | ||
2008年「映画芸術」誌 日本映画ベストテン1位 | ||
2008年度年鑑シナリオ代表作品選出 | ||
INDIE 2012 【12/ブラジル】 | ||
他、国内外多数 |
2010 | 映画 | 『海炭市叙景』 |
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第23回東京国際映画祭コンペティション | ||
第12回シネマニラ国際映画祭グランプリ、最優秀俳優賞受賞 【10/フィリピン】 | ||
第13回ドーヴィル・アジア映画祭 審査員特別賞受賞 【11/フランス】 | ||
第12回全州国際映画祭 【11/韓国】 | ||
第11回ニッポン・コネクション 【11/ドイツ】 | ||
シンガポール日本映画祭 【11/シンガポール】 | ||
第25回高崎映画祭特別賞受賞 | ||
第65回毎日映画コンクール撮影賞 音楽賞受賞 | ||
第84回キネマ旬報ベスト・テン第9位 | ||
「映画芸術」誌 日本映画ベストテン9位 【10】 | ||
松本CINEMAセレクト・アワード 最優秀映画賞受賞 【10】 | ||
ジャパンCUTS 【11/NY】 | ||
高雄国際映画祭 【11/台湾】 | ||
カメラジャパン・フェスティバル 【11/オランダ】 | ||
VIENNALE Vienna International Film Festival 【11/オーストリア】 | ||
パリ日本文化会館で「現代日本映画番外編-関西からの声-」特集にて上映 【11/フランス】 |
||
INDIE 2012 【12/ブラジル】 |
2012 | 映画 | 『莫逆家族 バクギャクファミーリア』 |
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第4回沖縄国際映画祭プレミア上映 【12】 | ||
映画 | 『BUNGO~ささやかな欲望~人妻』 | |
第8回山形国際ムービーフェスティバル 【12】 |
2013 | 映画 | 『夏の終り』 |
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第18回釜山国際映画祭 A window on Asian cinema部門出品 | ||
第17回オーストラリア日本映画祭出品 | ||
第20回ヴズール国際アジア映画祭特別賞受賞 | ||
第14回Nippon Connection | ||
台北映画祭 |
2014 | 映画 | 『私の男』 |
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第16回釜山国際映画祭APM(Asian Project Market)最優秀企画賞(Busan Award) | ||
第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門出品最優秀作品賞、最優秀男優賞受賞 | ||
第13回ニューヨーク・アジア映画祭「ライジング・スター・アワード」受賞(二階堂ふみ) | ||
第62回サン・セバスチャン国際映画祭サバルテギ部門出品 | ||
第19回釜山国際映画祭アジア映画の窓部門出品 | ||
第69回毎日映画コンクール日本映画大賞受賞 | ||
映画 | 『光の音色 -THE BACK HORN Film-』 | |
第12回ウラジオストク国際映画祭 |
2016 | 映画 | 『ディアスポリス-DIRTY YELLOW BOYS- 』 |
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第16回高雄映画祭 |
2017 | 映画 | 『武曲 MUKOKU』 |
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第5回チェルシー映画祭 グランプリ・監督賞・脚本賞受賞 | ||
ユナイテッド国際映画祭 外国語映画賞受賞 | ||
第39回モスクワ国際映画祭出品 | ||
第25回レインダンス映画祭 コンペティション部門出品 |